技能実習生さよならパーティー
こんにちは。堂ヶ島ニュー銀水 人事総務課の見習い★鈴木です!
さて、本日は銀水荘にて約1年間にわたって実習に励みました中国技能実習生4名の「送別会」が先日行われたので紹介します!
そもそも「技能実習生」あるいは「技能実習制度」とは何ぞやという方もいるかと思います。
鈴木も銀水荘に就職するまで全然知らなかったのですが・・・。
簡単に言ってしまうと、日本の企業で働きながらその技術などを学んだ後、その経験を生かして母国を発展させるための「人材づくり」を目的とした、国際協力の制度です。
銀水荘では、技能実習生を毎年受け入れており、布団敷などのバックヤード業務研修から始まり、最終的には、朝食・夕食のご提供などを行う接客サービスを経験して、日本の「おもてなし」を勉強していただいています。
日本に来たばかりの時は、日本語に不慣れですし、日本ならではの常識や綺麗好きの度合いなどに戸惑っていました。
しかし、根が真面目な学生さんたち(大学生にあたります)なので、半年も経つと、テキパキ働き、頼れるスタッフに成長していきます。
ある子は、日本人以上にユーモラスな日本語を使いつつも、丁寧な接客で日本人のお客様に非常に気に入られたりしました。
とあるアニメ好きの子は、いわゆる若者言葉の日本語を使いまわしたり、突然難しい単語を知ってたりします!
どこでそんな言葉覚えたの(驚)と、思わず笑ってしまいます(笑)
なお、旅館の仕事でも頑張っていますが、日本語検定も受けなければならないようで、日本語の読み書きも勉強しています。なんと、1級を合格した子もおります!
鈴木は英語もダメダメな人間なので、ほんと脱帽です。
今回の技能実習生たちは、日本語が上手な子が多く、連休に京都や東京に遊びに行ったりなど日本を満喫していたようです。
そんな技能実習生のお別れ会は、自由に食べて、飲んで、歌ってのパーティー!
テーブルに並べられた料理には、従業員食堂のおじちゃん特性“から揚げ”や調理場が作った“お刺身”(ホタテ入り!)や“フルーツの盛り合わせ”(メロンも!)などなど盛り沢山です。
飲み物の買い出しや会場のセッティングは、人事スタッフが担当しております!
あ、メロンの間にあるのは、リンゴを甘く煮たものです!
トマトにそっくりの色合いと形なので、鈴木も一瞬ビックリしした。
4時間ほどのパーティーでは、卒業証書ならぬ「技能実習修了証書(管理団体が作成)」の授与を行ったり、一緒に働いた各部署のスタッフから感謝や激励の言葉を伝えたり、皆で合唱したり、思い残すことが無いように盛大に楽しみます。
女の子の中には、思わず泣いてしまう子も・・・。
慣れない外国での仕事ですので、楽しいことばかりではなかったかと思います。
技能実習生たちの進路は様々で、旅行サービス業や通訳などの他、ファッション業界を狙っていたり、日本の大学へ進学を目指しているなんて子もいます。どんな道に進もうと、この銀水荘での1年間が、少しでも役に立つ経験になればと思います。
以上、中国の仲間へ送る激励会でした!